海の中はすでに春の訪れ!春濁りって何?
こんにちは!
ダイビングスクールオーブ福岡店のさくらです?
少しずつ水温も上がり、春のをほんのり感じるようになってきましたね!
花粉症の方たちもなんだか辛そう?
ダイバーにとっても「春の訪れ」を感じる時期です!
海の中でも大きな変化が始まります。
「春濁り」です。
この前と同じ海なのにちょっと透明度が落ちてきたり、
海が少し緑っぽいと感じる事が増えてきました。。
「え~~?」と思うかもしれませんが、実は海が元気になってきたサイン!
悪いことばかりじゃないんです。
「春濁り」とは?
春先に海の透明度が下がり、海の中が緑色っぽく見える現象。
私たちがよく潜る玄界灘や九州近海でも、すでそれを感じ始めています。
主な原因は、冬の間に海底に溜まっていた栄養分が、春の水温上昇や風の影響でかき混ぜられ
日照時間が長くなると、その栄養をもとに植物プランクトンが一気に増殖するから☝
その結果、海が少し白っぽく、あるいは緑がかって見える状態になります。。。
20メートル先が見えていた冬の海中も…

全く同じ場所でも、春濁りの影響で4メートルくらいしか見えなくなってしまいます?
きゃ~~?

でも、決して水質が悪くなったわけではありません。
むしろその逆。海が活性化している証拠なのです!!!
プランクトンが増えると、それを食べる小さな生き物が増えます。
さらにそれを狙う中~大サイズの魚たちが集まり、海の中は一気に活気づきます?
透明度が少し落ちる代わりに、生命感は一段とアップ!
それが春の海です?
春濁りのメリット
① マクロ派ダイバーには最高の季節
春はワイドな景色を楽しむというより、じっくりと生物を観察するダイビングがおすすめです?
岩陰や増えてきた海藻に目を向けると、ウミウシや小さなエビ・カニ類、
そして春生まれの幼魚たちに出会えます!

卵を抱えた魚たちを見れるのもこの時期ならでは!
自分で「探すダイビング」が楽しくなってきます?
② 魚の動きが活発になる
産卵行動が始まる魚も多くなる時期。
メスの取り合いや縄張り争い、求愛行動、ペアで泳ぐ様子など、
普段とは違う行動を観察できるチャンス!

③ 夏のにぎやかな海につながる
春濁りによって増えたプランクトンや海藻は、夏に向けて大きな魚たちを支える栄養になります!
つまりこの時期は、夏の育てるための重要な準備期間。
夏の海がぐっとにぎやかになるのは、この春の働きがあってこそなのです!!
春に濁れば濁るほど喜ぶようになればハイレベルなダイバーですね?
春のダイビングを楽しむコツ
春濁りの時期を楽しむためのおススメポインはこんな感じ?
・ライトを持っていく
→透明度が高くないため、はぐれないようにライトが目印に。
安全に楽しむためには必須アイテム!
また、生き物の観察や撮影時に色味を出すためにも必要ですね?
・バディとの距離はいつもより少し近めに
→少しでも距離が離れると、一瞬で見失う可能性が高い?
もしはぐれてしまったら、動き回らず辺りを見回し1分経ったら切り上げて
水面に浮上し、待機するというルールを決めておきましょう。
・テーマを決めて潜る
→透明度に期待しすぎず、今日はマクロを極める!や
中性浮力の練習で、一回も着底せずに潜り切る!など。
・中性浮力をいつも以上に丁寧に
→砂が舞い上がってしまうと、浮遊物が増え、さらに視界が悪くなってしまうので
いつも以上に中性浮力を意識しましょう?
また、透明度の数字だけにとらわれず、どんな生き物に出会えるかに意識を向けると、
春の海は面白くなりますよ??
まとめ
春濁りは、決してコンディションが悪い海ではありません!
冬が終り、生命が動き出すサイン??
少し強くなった日差しを浴びて漂うプランクトンから
この先の夏が楽しみになってくる予感がしてきて、ワクワクすらしてくるはず。
そんな瞬間を目の当たりにできることなんてなかなかないのです?
この季節ならではの海の表情を、ぜひ体験してみてください。
楽しみ方のコツを知ればきっと好きなシーズンになりますよ?
