ダイビングの器材は一式揃えるべき?タイミングは?
こんにちは。さくらです~。
ダイビングをするにあたって、必ず必要になってくるのが器材ですね。
ダイビングは海水浴や、シュノーケリングと違って器材をうまく扱うことで
安全に楽しむことができる遊びです。もはやそれが特権。
でもじゃあ、自分の器材を一式そろえるべきなのか、レンタルでいくのかまず迷うところですよね。
そして、購入するとしたらいつのタイミングなのか、どこまでそろえるのか
何からそろえればいいのか!!
これに関してはみなさん疑問まみれだと思います。
ダイビングを心から楽しんでんもらいたいと本気で思っている
いちショップ店員として、ダイビング器材について解説していきます🥽🐠
ダイビング器材は揃えるべき?どんな器材があるの?レンタルとの違いを解説!
ダイビングは器材のスポーツとも呼ばれるほど、器材によって大きく変わってきます。
快適に安全に楽しくするためにはやはり自分の器材を持ってた方がいいですね。
では、レンタルとの違いは何なのか解説!
●フィン
水中で推進力を得るための物。
脚力や体格、泳ぎ方の癖によって選ぶフィンは変わります。
例えば脚力の弱い小柄な女性が長くて硬めのフィンを使えば
重たくて足がつってしまったりものすごい疲れてしまいます。
逆に脚力の強い大柄の男性が柔らかいフィンを使うと
ブレードでなかなか水をつかむことが出来ず、沢山バタ足しないといけなくなって大変。
水中でバランスを取りながら楽に進むには、自分に合ったピッタリのフィンじゃないとですね。
●マスク
マスクは水中で物を見るための物。
大きく分けて2つのタイプに分かれます。
画像の左側がレンズが二枚に分かれている二眼タイプで、右側がレンズが一枚の一眼タイプ。
目が悪い方は基本的に、安全面からコンタクトをしてのダイビングはおススメしておりません。
なので自分に合った度数のレンズを付けないと、せっかくの景色が何も見えないわけです。。
度付きのレンズは二眼タイプじゃないと右左で度数を分けられないので、二眼がおススメ。
そして、マスクスクイズで顔によく痕がくのは
マスクに浸水するのが嫌できつめに締めてるからなので、要はサイズが合っていないのです。
同じマスクを使い続けることで、マスクのシリコンの部分が自分の顔の形にフィットしてきます。
そうすると、水が入って来ることもないのできつく締める必要もなくなり、顔に痕が残ることも無くなります。
●スーツ
スーツは体の保温と保護のために必要不可欠!
ダイビングで「寒い。。」なんて感じてしまったら台無し。
景色には全く集中できません。
スーツの種類には2種類あります。
・ドライスーツ
・ウェットスーツ
これは季節によって使い分けます。
秋~冬はドライスーツで春~夏はウェットスーツになります。
九州の方ではウェットスーツの時期が長めです!
ドライスーツ・ウェットスーツはそれぞれ保温の仕方が違います。
ドライスーツの場合は、背中のファスナーを閉めれば顔と手しか出ないので
インナーを着こんで、スーツ内の空気を調節すれば寒さを防ぐことができます!
しかし、サイズが合っていないと水が入ってきたり、
ドライスーツ内の空気をしっかり抜くことが出来ず、バランスを崩しやすくなってしまいます。
ウェットスーツの場合は、スーツ内に水を入れてスーツと体の間に水の層をつくり
それを体温で温めることによって保温をします。
なので、サイズが合わないとスーツ内の水が激しく入れ替わるのでとても寒いのです。。。
スーツは基本的にフルサイズオーダーです。
全身30か所以上も測るので、それほどピッタリじゃないとストレスになるのです🥲
それになんてったって自分好みのデザインにした方がテンションも上がりますよね✨
●BCD
BCDとはボヤンシー・コントロール・デバイスの略で
日本語に訳すと、浮力調整装置というものになります。
ダイビングを行う上でかなり重要な器材です。
BCDはメーカーによって扱い方が変わるので
レンタルで毎回違うものを使うとなると、慣れるまでに1ダイブ終わってしまうなんてことも。。
安全という面からも自分のBCDを持つことは重要です。
サイズも大事で、大きすぎるとバランスが崩れ、水中で転がってしまうこともよくあります。
バランスが保てないと焦ったり無駄な動きも増えてエアー消費が早くなったり
操作の誤りも出てきて事故につながりかねません。
●レギュレーター
タンクからの高圧な空気をダイバーが吸えるまで減圧してくれるもの。
これがなければ水中で呼吸することができません!
レギュレーターも物によっては吸い心地、吐き心地が全く変わってきます😌
水中での命の綱はこれ。
とっても重要です。
毎回違うものだと不安で集中できなかったり
自分の肺活量に対して呼吸抵抗のあるものだと頭が痛くなってしまうこともあります。
このように、ダイビング器材は、趣味として安全に楽しく続けていきたいという方は
自分の器材を持って続けている方がほとんどです。
器材の金額はピンキリで、決して安い物ではないですが
買い替える必要のないしっかりとしたもの、自分のサイズに合ったものを
長く使い続けることが重要です。
レンタルで続けても、技術は上がらないことはないですが
上記の通り、いろんなストレスを抱えながら続けるのは正直続けづらいです。
でもあまりに安価なものを購入すれば、買い替えにお金がかかります。
レンタルも大体一式1万前後なので、自分に合わないものに毎回お金を払うのも
なんだかもったいないですよね。
そう考えたら金銭的にも自分の器材を持つ方がお得だったりします。
何より自分の器材があればいつでも行けるし
続けていきたい!って思うし損はありません😌
ダイビング器材を持つタイミングは?どれから揃えるべき?
では一体いつの段階で持てばいいのか。
人によっては少し慣れてから、とか
ちゃんと趣味として続ける確信ができたらとかあります。
ですが、一番ベストなタイミングは
『ライセンスの講習が始まったタイミング』です。
本当です。
重要なことなので赤字です。
なぜかというと
講習の段階では、ダイビング自体もダイビング器材の扱い方もなにも分からない状況です。
器材の扱い方を覚えるのもやっとな段階で
毎回違う器材だと覚えづらいし、慣れていないのに
サイズも合わなかったら、なかなかスキルも身に付きづらいです。
そうなったら続けていくイメージも湧かないですよね。
また、器材の洗い方なども講習の段階で教わるので
その時から自分の器材だと今後も正しく洗えて綺麗に長持ちできますよね😊✨
高価なものだからこそ、大事に扱わないとですね!
一式一気にそろえるのは難しいな、という方もいらっしゃるかと思います。
その時にどれから揃えたらいいのかという質問も多いですが、
それはその人が『何を重視しているか』になります。
例えば寒がりな人だと、スーツのサイズが合ってなくて寒い思いをしたら
ダイビングに集中できず、続ける気にならないですよね。
衛生面が気になる人は
身に直接触れる軽器材が無いと気持ち的にテンションが下がります。
とにかくかっこよく決めたい!という人はデザインも重視しなければいけないですよね。
なので、どれからというのは人によって変わってきます。
そういったお悩みもスタッフ相談していただけたら
しっかりとお答えさせていただきますよ😊
もちろんお金の問題もそれぞれあるとおもいますので
オーブではそこもしっかりと相談していきます。
でもまずはダイビングを続けたいかどうか。
そしてどういう風に楽しんでいきたいのか。
器材を持つにはそれがだいじですね😌
どうせやるなら思いっきり楽しんでいきましょう!
一度しかない人生、選択をするのは結局は自分ですから😌