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スキューバダイビングのエントリーとは?ビーチエントリー&ボートエントリーの方法

こんにちは☆

漫画の続きが気になりすぎて、漫画やアニメは全巻、全話をイッキ見してしまう派なゆきおです!

今日はスキューバダイビングのエントリーについて書いていこうと思います。

 

目次
*エントリーってそもそも何?

*エントリースタイル

・ビーチエントリー

・ボートエントリー
 バックロールエントリー

 ジャイアントスライドエントリー

*エントリーに関するQ&A

*まとめ

 

エントリーってそもそも何?

エントリーとはスキューバダイビングの器材セッティングをし、海に入っていく事をエントリーと言います。

スキューバダイビングは色々な道具、【スキューバダイビング器材】を使って海に入ります。

海に入る前にまずは器材のセッティングから始まります。

「さぁ準備万端!今から海に入るぜ!!」の時間がエントリーになります↓

 

エントリーの場所

エントリーの仕方は場所によって異なります。

ビーチからのエントリーとボートからのエントリーがあります。

ビーチエントリー

ビーチエントリーは、歩いて海に入っていく方法です。

砂浜になっている場所や↑

ここは佐多岬のエントリー口です。

陸から海まで入りやすいようにスロープになっている場所もあります。↑

ここは佐賀県にあるダイビングポイントの唐津のエントリー口です。

器材を背負って歩いていき、腰くらいまでの深さまでに進んで行ってからマスク【水中ゴーグル】やフィン【足ひれ】を装着していきます。

準備ができたらそこから沈んでいき潜って行くというスタイルがビーチエントリーの方法になります。

 

もう一つが、

ボートエントリー

ボートエントリーは、ボートの上から海の中に潜って行く方法です。

ボートダイビングでのエントリーにはいくつか種類があります。

おさえておきたいポイントとしては、ボートの種類によってエントリースタイルが異なります。

お店によって、所有しているボートの種類は様々です。

ボートの種類によって、どのエントリースタイルが適しているかをご紹介していきます(^^♪

 

バックロールエントリー

船べりが低い小さいボートの時に適した方法になります。

小型の船の時、船と海面が近い場合です。

①BCDに少し空気を入れる。

②ゲージ類が絡まないように体の前にひとまとめにするか、へりの外に出すか、ホースホルダーなどにまとめる。

そのままにしておくと、へりにゲージ類がひっかかり、壊れたり外れたりして危険です。

③レギュレーターをくわえ、レギュレーターマスク、マスクストラップカバーを押さえ、水面に人がいないか確認する。

③お尻をずりずりずらし、シリンダーの重みで水の中に入っていきます。

注意※勢いをつけずに、ゆっくりシリンダーの重みで体を倒すようにしましょう!

勢いをつけると、入水した時に一回転してしまい、マスクやレギュレーターがずれてしまいます。

 

ジャイアントストライドエントリー

へりが高く、海面がバックロールではエントリーが難しい場合。

船の後ろにプラットホームがあるボートの時に適した方法になります。

大型の船、クルーザータイプの船の時、船の後ろにはしごがある場合など。

①BCDに少し空気を入れる。

②ゲージ類が絡まないように体の前にひとまとめにするか、ホースホルダーなどにまとめる。

③レギュレーターをくわえ、レギュレーターマスク、マスクストラップカバーを押さえ、水面に人がいないか確認する。

④ボートのヘリや後のプラットホームの出来るだけ端に立ち、どちらかの足を大きく踏み出します。

※注意点はジャンプしたり、勢いをつけなくて良いです!

目線は足元を見ず、まっすぐ前を向きましょう!大きく一歩踏み出せば残った足がついてきます。

小さい一歩だとはしごや船べりに背負ったシリンダーがぶつかる事もあります。

 

エントリーに関するQ&A

オーブでよく行く海でのよくある質問にお答えします!

Q:エントリーの際に気をつけるべきポイントは何ですか?

奈多のビーチ:足元が砂浜で、足を止めてしまうと、次の一歩が踏み込みづらいので、できるだけ足を止めずに進むようにします。
腰まで水中に入ってからマスク、フィンを付けますが、波がある時はバディの肩に手をつき協力しあって装着するようにしています。

唐津のビーチ:コンクリートですが、コケが生えていたり、滑りやすいので、手すりにつかまってゆっくり進みます。
水面に入る場所が階段ですので、満潮の時は手すりにつかまって立った状態でフィンを履きますが、干潮の時は階段に腰をかけてフィンを履いて頂く事もあります。

ボート:奈多、唐津ともに福岡ならではの注意点はありませんが、ダイビングポイントまでが30分ほど船に乗り移動しますので、酔いやすい方は酔い止めを飲むことをおすすめしています。
ポイントにつくまでにすべての準備を済ませ、着いたらすぐにエントリーできるようにしています。

 

Q:エントリー時に装備・器材をどのように持って行けばよいですか?

ビーチ:フィンやマスクは肘の内側にかけるよう(お買い物持ち)にしています。
手だけでフィンを持たれる方もいますが、女性は手が小さく、グローブもしているので、落としてしまします。
波がある場合は、マスクはあらかじめつける時もあります。

ボート:バックロールエントリー時は、入水する前にマスク、フィンをボートのヘリで装着します。

ジャイアントストライドエントリー時は、立った状態で、マスクフィンの装着をする。波がありボートが揺れている時などは、座れる場所(シリンダーを置いている椅子)で一旦はいてから、エントリー口に進む場合もあります。もしくは船が大きければ船尾で座って履く場合もあります。

Q:エントリーでの波や流れに対する対処方法はありますか?

ビーチ:波や流れがある時はあらかじめマスクフィンを波のない場所ではくようにしています。
エントリー口が狭い場合、フィンは水中で履いて頂き、バディもしくはインストラクターが片方のフィンを持ち、支えます。レギュレーターをくわえてから履いて頂くようしています。

ボート:ボート時は入水した段階で全ては装着しているので、入ってから流れのある時は、ボートからリードライン(船の横から出ているロープ)を掴んで進むようにしています。潜降する時も無理にフリー潜降せずに、ロープ潜降するようにしています。

Q:エントリー後の注意点はありますか?

ビーチ:注意点は特にありませんが、波がある時は水面にずっといると波酔いしてしますので、すみやかに潜降するようにします。

ボート:ドボンと入水したら、水面移動し、ロープのところまで速やかに泳いで頂きます。ボートの場合、次の方がエントリーしてくるので、その場にいるとぶつかってしまう可能性もあるので注意しましょう。

補足情報

エントリー口は場所に寄って違うので、インストラクターのブリーフィングをしっかり聞いて、今日はどのような形で入水していけばよいのか把握しておくことも大事かなと思います。

同じ場所でも、波がある場合と穏やかな時では違うという事も理解しておく必要があります。

 

まとめ

このようにスキューバダイビングではダイビングスタイルがビーチとボートがあり、エントリー方法がそれぞれに変わります。

ボートのエントリーの仕方はボートの種類によって使い分けましょう!!

バックロールもジャイアントも体の力は抜いて、リラックスした状態でゆっくりやっていきましょう☆

どちらも力を入れたり、勢いはいらないので、是非綺麗なエントリーをマスターしてみてください(^^♪

福岡から行けるダイビングポイントはたくさんあります☆

ここでダイビングしたい!などのリクエストもお待ちしております!

ゆきお

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