ダイビングの『経験本数』ってなに?中級・上級者ダイバーになるための虎の巻!
こんにちは!ユキです。
みなさんはダイビングライセンスを取得したのち、潜りたい場所へダイビングしに行きますよね!
現地に行った際に、経験本数足りないから望みのダイビングポイントへ行けなかった、最後にダイビングして何年も経ってたのでお断りされたという経験をした方も少なくないと思います。
実際、『経験本数〇本以上』や『中級者以上』『上級者以上』と制限を設けているポイントは多くあります。
せっかくライセンスを持ってるにもかかわらず、潜りたいポイントへ行けないというのはとても悔しいですよね。
ライセンスを持っているだけじゃなく、『経験本数』を重ねてこそダイビングは面白くなります✨
これからダイビングの世界に入っていくダイバーさんに向けて、経験本数について、中級・上級者ダイバーになるために必要なことをご紹介いたします。
経験本数とは?
経験本数とは、今までに潜ってきたトータルの本数のこと。
1ダイブ=1本と数えます。
ライセンス講習のダイビングも経験本数に入るので、初級を終えた段階で経験本数は4本、中級を終えた段階では経験本数9本となります。
自分が今までどこを潜ったのか、どれくらい潜ったのかというのを記録していきます。
ダイビングが終わった後に、ログブックと言われるものに書き込んでいきます。
このログブックに経験本数を記入していくイメージ。
ちゃんと潜りましたよ、という証明代わりになるのでダイビング時は必ず携帯してください☆
たくさん潜ると分厚くなっていきますよ✨
中級者以上のダイバーとは?
これからダイビングを始める方は、いろいろなダイビングポイントを調べていくと思います。
中でも『中級者以上限定』など制限を設けているポイントが多くあります。
そもそも中級者以上のダイバーとはどれくらいのレベルなのでしょうか。
かっちりした決まりはありませんが、目安として・・・
【初心者ダイバー】経験本数~20本未満
【中級者ダイバー】経験本数50本~
【上級者ダイバー】経験本数80本~
ただし、同じ上級者ダイバーの経験本数でも、どれくらいの頻度で潜っているかによってレベルはかなり違ってきます。
1年に大体5本潜るダイビング歴16年の上級者ダイバーと、1年に大体40本潜るダイビング歴2年の上級者ダイバーを比べてみると後者の方が圧倒的にレベルが高いといえます。
そしてもう一つ大切なことは、ダイビングライセンスのランク。
基本的に中級者以上のダイバーのライセンスランクは、中級以上が基本です。
とても大切なので、太文字で書かせてもらっております。
ダイビングのライセンスには、『初級』『中級』『上級』『インストラクター』と4つのランクがあります。
ライセンスランクについての詳しいブログはこちらから。
ライセンスランクによって出来ることが変わっていくのですが、大きな違いは潜れる水深です。
初級は、水深~18Mまで。中級以上は、水深~30Mまでと決まっています。
初級ライセンス(水深~18Mまでの範囲)で潜っている経験本数10本のダイバーと、中級ライセンス(水深~30Mまでの範囲)で潜っている経験本数10本のダイバーを比べてみると、明らかに後者のダイバーのほうがダイビングが上手です。
中級者以上のダイバーは、30Mまでの水深を潜れるライセンスランクがある方且つ、経験本数が50本以上ということになります。
中級者以上のタイバーになるためには?
ブランクを作らず潜る
間を開けずに潜ることがなにより重要です。
かといって年間100本潜りまくる!という目標も悪くはないですが、現実問題体力もお金もかかっちゃいますよね。
昨年は100本潜ってお金も使ったから今年1年はダイビングお休みしようかなともなれば、それこそブランクになります。
無理なく続けるためにも、月に1回のペースでダイビングを続けて行くことがおすすめです。
そこから余裕があれば、増やしていったりなど調整していくイメージです。
あくまでも趣味なので、自分のライフスタイルにダイビングを組み込めるように計画立てていくと楽しく続けることができますよ😌
中性浮力マスター
『中性浮力』というものがダイビングの1番基本的なスキルです。
この中性浮力とは、水中浮きもせず沈みもしない状態、すなわち無重力状態です。
水中ぷかぷか無重力で浮いているのは意外と簡単そうに感じますが、水中には『圧力』というものが存在しているので、この圧力を利用して空気の調整をしないといけません。
身に着けているダイビング器材の浮く力(スーツ等)と沈む力(ウェイト等)のバランスが均等にとれていれば、中性浮力が取れるという原理です。
ですが、水中に潜っていくと圧力がかかって空気の体積が小さくなり、スーツ等の浮く力が減少していきます。何もしなければ、どんどん沈んでいき無重力どころではありません。
そこで、ダイビング器材を使って空気を足し、浮く力を加えてあげることで、浮く力と沈む力のバランスを均等できるというスキルが中性浮力です。
文章で理解するのも少し難しいですし、実際に水中潜ってみるともっと難しいと感じると思います。中性浮力は自分の感覚で行うものなので、この感覚を掴むまでは定期的に潜らないと忘れてしまいます。
よく言われる、ダイビングが上手=中性浮力がとれている
こういうことなんですね~。
フリー潜降、フリー浮上マスター
フリー潜降、フリー浮上というのは、ロープなしで潜降浮上できるというもの。
普通は、船からロープを海底に落とし、ロープを掴みながら潜降浮上していきます。
ポイントによっては、ロープがないところもあります。基本的に流れが速いところではロープを打たないです。ですので、必然的にフリー潜降浮上を求められます。
難しいのは、フリー浮上です。
深いところから浅いところへ行く場合、圧力が変わり、空気が膨張していきますので、浮力調整がとても難しいと言われています。
フリー潜降浮上には、かなり練習が必要です!ロープを握らず、ロープに沿って潜降浮上の練習をしていくと徐々にロープなしでも潜れるようになります。
習得できると、ロープがない場所や流れが速いポイントでも問題なく潜ることができますし、何より両手が空くので浮力調整や耳抜き、ダイブコンピューターのチェックがしやすくなります。
中性浮力と併せて練習がおすすめです✨
おわりに
中級者・上級者ダイバーになると、潜れるポイント制限が一気に解除されます!
沖縄の巨大沈没船エモンズや、ドリフトダイビング、魚群、メキシコの洞窟セノーテ、パラオやグアムなど・・・
行きたいところへどこでも行けるダイバーは最強です。
上級者ダイバーなんて自分なんか・・・そんなことありません!続けて行くうちに勝手にスキルが身についている人がほとんどです。そこからどんどんダイビングが盛り上がっていきます♡
中級者・上級者でしか見られない、世界中の美しい景色を独り占めしましょう🌎✨
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