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スキューバダイビング初心者必見!中耳炎を防ぐための基本ガイド

こんにちは!ダイビングスクールオーブ福岡店のユキです。

スキューバダイビングを始めたら「中耳炎」になってしまった!ということを稀に聞くことがあります。。

特に初心者のうちは、注意すべきポイントである「中耳炎」

水中での圧力変化が耳に影響を与えることがあるので、中耳炎の予防はダイバーにとって、とても大切なんです👍

今回は、ダイビングと中耳炎の関係を解説し、初心者でもできる予防法を紹介します!

中耳炎で耳を抑えてる男の子のイラスト

中耳炎って?

まずは基本から。

中耳炎は、耳の奥の中耳(ちゅうじ)部分に炎症が起こる病気です。

ダイビングでは、水深が深くなることで耳の圧力が変化し、中耳がその圧力にうまく適応できなくなることがあります。

この圧力の変化が原因で、耳が痛くなったり、炎症を引き起こすことがあります💦

中耳炎の説明がかかれたイラスト

中耳炎の症状

もし中耳炎になってしまったら以下のような症状が起きてしまいます💡

耳の痛み

ダイビング中や水面に戻った後に、耳の奥に鈍い痛みや違和感を感じること。

この痛みは圧力がうまく調整できていない場合に起こることがあります!

耳が詰まった感じ

耳がふさがったような感じや、音がこもる感じがすることがあります。

耳管がうまく開かず、耳の内と外の圧力がうまく調整されていないために詰まった感じになります。

耳の中での違和感

耳の中がムズムズしたり、こりを感じることがあります。

耳を動かすたびに不快感があるなど、とにかく違和感を感じると要注意!

聴力の低下

中耳炎が進行していくと、音が聞こえにくくなることがあります。

耳の内部に液体が溜まっていることが原因で、音がよく聞こえないなどという症状が起こります。

耳鳴り(耳の中で音が聞こえる)

耳鳴りがする場合もあります。

耳の圧力の変化や耳の内部に炎症が起こることで発生することがあります。ダイビング後ずっと耳鳴りがある場合は、中耳炎を疑ったほうがいいかもしれません。。

耳の周りが赤く腫れることも

中耳炎がひどくなると、耳周辺が腫れたり、皮膚が赤くなることがあります。

これは外耳炎も発症している可能性もあるので、注意が必要です!

 

これらの症状が出た場合は、すぐに耳鼻科へ受診しましょう!

無理をして耳をさらに痛めると、回復に時間がかかることがありますので、早めの対応が大切です🙆‍♀️

ダイビング中に中耳炎が起こる理由

ダイビングをしていると、水深が増すごとに水圧もどんどん高くなります。

そのため、耳の内外で圧力差が生じて、耳管(じかん)を通して圧力を調整しなければいけません。

この圧力の調整がうまくいかないと、耳に痛みを感じたり、中耳炎を引き起こすことがあります。

特に、風邪をひいているとき、鼻炎、花粉症のシーズンの時などは、耳管が詰まりやすく、圧力のバランスが取れなくなることがあります。これが中耳炎の原因になります🙅‍♀️

7人のダイバーがロープを掴み、耳抜きしながら水中を潜っている

中耳炎を防ぐための予防策

中耳炎を防ぐためには、予防がとても大切!

耳抜きをこまめに行う

ダイビング中、耳の圧力を調整するために「耳抜き」をこまめに行いましょう。

耳抜きは水深が深くなるごとに必要になりますが、できるだけ早めに、そして頻繁に行うことがポイントです。

方法としては、鼻をつまんで軽く息を吹き出す、または「あくびをする」などの方法があります。痛みや不快感を感じる前に耳抜きをすることが重要です!

耳抜きのやり方に関しては下記のブログで詳しく紹介しているので、チェックしてみてください👍

☟☟☟

\耳抜きが出来なくてもダイビングできる?耳抜きのコツをご紹介!/

 

風邪やアレルギーを治してからダイビング

風邪をひいているときや鼻づまりがひどい場合、耳管が詰まりやすくなり、圧力調整が難しくなります。

体調が悪いときは、無理にダイビングをしない方が安全です!アレルギーがある場合も、症状が落ち着いてからダイビングを再開するようにしましょう!!

 

ダイビング専用耳栓の使用

水温が低い場合や長時間水中にいる場合は、ダイビング専用の耳栓使うのも一つの方法です。

耳栓を使うことによって、圧力の変化を防ぐことができます。耳抜きが苦手な方は、耳栓はかなりおススメです👍

 

深呼吸を意識して行う

ダイビング前やダイビング中は、リラックスして深呼吸を行うことも大切!

深い呼吸をすることで、体がリラックスし、耳管の動きが良くなります。

リラックスした状態で耳抜きも行いやすくなるので、ストレスを感じずにダイビングを楽しむためにも、呼吸に意識を向けましょう🙆‍♀️

 

無理に耳抜きをしない

耳に痛みを感じたときや圧力を感じたときに、無理に耳抜きを続けるのはNG行為。

耳に痛みがあるときは、その場でダイビングを中止して浮上しましょう!

無理に耳をこじ開けるようなことはしないように🙅‍♀️

 

定期的な耳の健康チェック

もしダイビング前に耳に違和感を感じたり、耳に水が残っているように思ったりしたら、耳の健康チェックをすることが大切です。

自分でできる簡単なチェック方法としては、耳を触ってみて腫れや痛みがないかを確認したり、聴力に異常を感じないかを確認します👂

異常を感じたら、ダイビングは延期にし、耳鼻科で診てもらうようにしてください👍

 

もし中耳炎の症状が出たら?

もしダイビング中に耳に痛みを感じた場合は、すぐにダイビングを中止してくださいね!

そして、無理に耳抜きを続けるのはNGです。

痛みが続く場合や違和感が取れない場合は、耳鼻科を受診することをおすすめします。早期の対応がとても大切です!!

×をしている女性のイラスト

まとめ

中耳炎を防ぐためには、耳抜きをこまめに行い、体調を整えてからダイビングに臨むことが基本です!

ダイビング後に中耳炎にならないように、予防策をしっかりと守り、楽しいダイビングライフを送りましょう🙆‍♀️

水中で女性ダイバーがピースをして笑っている

ユキ

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