ダイビング器材のBCD【浮力調整装置】の選び方
こんにちは☆
秋になるとなぜこんなにお腹がすくんでしょうか・・食欲が止まらないダイビングスクールオーブ福岡のゆきおです!
今日はダイビングの器材、BCD【浮力調整装置】についてご説明してきます(^^)/
オーブでもそうですが、ダイビングショップには必ずと言っていいほど展示されている器材の一つです。
BCDの操作は、水中を泳ぐ為にはとても重要になってきます。
安全に楽しくダイビングをする為にBCDの事を知ってもらえれば嬉しいです。
◆目次◆
・BCD【浮力調整装置】とは?
・BCDの選び方
・BCDの基本操作
BCD【浮力調整装置】とは?
BCD=英語のBuoyancyControlDeviceの略です。
日本語にすると浮力調整装置となります。BCと呼んでいたりするのもBCDの事になります。
水中で↓の写真のように浮きも沈みもしない状態、中性浮力を取るため、浮力をコントロールするために必要な器材になります。
BCDにシリンダー(空気の入ったボンベ)を固定して背負う為にも必要です。
BCDの選び方
体にフィットするものを選ぶようにしましょう。
サイズが大きすぎると、シリンダーが左右に振られてバランスが取りずらくなりますし、小さすぎると苦しくなったり身動きがしずらいです。
BCDには
「ジャケットタイプ」
「ショルダーストラップ(フロントアジャスタブル)タイプ」
「ショルダーストラップ(フロントアジャスタブル)タイプ(蛇腹ホースなし)」
「バックフロートタイプ」の4種類のタイプがあります。
ジャケットタイプ
BCDの背中、肩、お腹とジャケット全体に空気が届くので、水中で姿勢を変えてもバランスが取りやすいです。
ただ、サイズ調整は出来ないので、ジャストフィットのものを選ばないといけません。
私がダイビングを始めた頃はジャケットタイプが主流だったので、身長が低いのに身幅は大きいという私にジャストフィットなものはなく、脱ぐのが大変だったのを覚えてます。
なので自分の体とジャストフィットの物があればお勧めですが、あっていないと初めは大変です。
ショルダーストラップ(フロントアジャスタブル)タイプ
肩部分のストラップでサイズ調整が出来るタイプ。
福岡を拠点としてダイビングをするのであれば、ウェットスートもドライスーツもどちらも使用してダイビングをします。
どちらもスーツも使用するよって方にはお勧めです。
ドライスーツはウェットスーツより厚みがでます。
なのでサイズ調整出来る方が、BCDの脱ぎ着はしやすいです。
今は私もこのタイプを愛用しています。
もうかれこれ10年以上のつきあいですが、使い勝手は最高です!!
ちなみにこの時期はドライスーツになります。※10月頭、中旬~6月頭、中旬までは着ます☆
ドライスーツについては↓こちらをご参考にして下さい☆
ショルダーストラップ(フロントアジャスタブル)タイプ(蛇腹ホースなし)
こちらはショルダーストラップタイプの、蛇腹ホースがないタイプになります。
一般的なBCDのように左肩から出ている蛇腹のホースがなく、空気を入れたり、抜いたりする場所がBCDの側面にあります。
蛇腹ホースタイプは左手をあげて空気を抜かなければいけませんが、このタイプは体制を気にせずに空気を抜く事ができます。
簡単に空気を入れたり、抜いたりしたい方や、肩が上げずらい方などにはお勧めです。
青色で囲んでいる部分で空気を入れたり、抜いたりできます。
バックフロートタイプ
背面にしか空気が入らないので、締め付け感もなくシンプルなBCDなので、通常のBCDよりコンパクトになるものが多いです。
色々な場所でダイビングをする方には持ち運びがしやすいので便利です。
水中では平行姿勢を取りやすいですが、水面では体が前屈姿勢になりやすいので、バランスを上手にとれるようになってからの方がお勧めです。
BCDには色々なタイプがありますが、ご自身の体にあったものを選ぶ事と、潜る場所や目的に応じて選ぶようにしましょう(*^^)v
BCDの基本操作
潜降する時
海に入る時はBCDに空気を入れて浮力を確保してから入っていきます。
潜降するときはBCDの空気を抜きましょう。
インフレーターホース(蛇腹ホース)を高く上げてしっかり空気を抜き切りましょう。
自分の肺にも空気は溜まってますので、息もしっかり吐きましょう。
体が沈み出したらインフレーターの給気ボタン(空気が入るボタン)を使用して、空気を少しづつ入れながら潜降しましょう。
中性浮力(浮きも沈みもしない状態)がとれた状態で潜降しましょう(*’▽’)
浮上する時
浮上するときはBCDの空気を少しずつ抜きながら浮上しましょう。
入れた空気をそのままにしておくと、浮上するにつれて空気は膨張します。
なので、空気を抜かなければ急浮上してしまいます。
急浮上は減圧症の原因でもあるので、絶対してはいけません。
なので、ゆっくり浮上するために、空気を抜いていかなければいけません。
潜降するときと同様に、中性浮力がとれた状態で浮上していきましょう☆
まとめ
今日はBCDについて書いていきましたが、BCDはダイビングをする上ではなくてはならない器材です。
ご自身にあったBCDを選び、使い方を練習し、安全に楽しくダイビングが出来るようにしましょう☆☆
とはいえBCDは種類もたくさんありますので、インストラクターと相談しながら決める方が良いです。
使い方についても今日は基本の基本を書いてますので、実際に使って一緒に練習しましょうね(^^♪
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