ダイビング器材の寿命はお手入れで変わる!正しいお手入れでしっかり長持ち!~軽器材・スーツ編~
こんにちは!さくらインストラクターです!笑
ダイビング器材ってどれくらい持つのか気になりますよね。
実はダイビング後のお手入れでその持ちはだいぶ変わってくるんです!
大切な器材、正しい洗い方をマスターして長く使ってあげましょう!
ダイビング後は器材をしっかり洗おう!正しい器材の洗い方とは!
ダイビング後、海水に浸かった器材はそのままにしていると、海水の塩が結晶化して
器材の隙間につまったりして、故障の原因になります。使ったあとは必ず 真水 で洗いましょう!
お湯だと塩が溶けやすくてGOOD!お風呂場で洗うのがオススメです◎
◆軽器材の洗い方!
軽器材は自分の肌に直接触れるものがほとんどです。
なので他の器材よりもはやく劣化が気になってくるので、しっかりと手入れをマスターしましょう。
●マスク
溜めた水(お湯)につけて全体を手でなでるように洗います。
ストラップの部分は、絞めたり緩めたりしながら間に入り込んだ塩を洗い流します。
緩めるときは留め具の横をおしながら。
この時にストラップが切れそうじゃないかも確認しておくと良いですね。
洗ったらシリコン部分の変形を防ぐために直射日光の当たらない所で、
完全に乾かしてからケースに入れましょう!
乾かないままケースに入れてしまうと 生乾きの洗濯物みたいに臭くなっちゃうので要注意!
●スノーケル
スノーケルは口にくわえる部分なのでマウスピースをしっかり洗って
マスクとつなぐストラップホルダーも開け閉めしながら洗います。
レギュレーターをくわえたときに邪魔にならないように蛇腹になっているところもしっかりと洗いましょう!
このときに、マウスピースがちぎれそうになっていないかチェックしておきましょう。
●フィン
フィンもマスク同様、水につけて全体を手で洗ったあとにストラップがあるフィンは
ストラップを絞めたり緩めたりして洗いましょう。
乾かすときやフィンを置くときに注意するのはブレードの先を上に向けること!
下に向けて置いちゃうと変形してしまうので気を付けましょう!
また、乾かすときは直射日光に当ててしまうと
変色や変形をしてしまうので日陰でしっかり乾かしましょう。
●グローブ・ブーツ・フード
この変はとにかくもみ洗いです!
そして重要なのは裏返して乾かすこと!!
そうしないと、本当に、本当に耐えられないくらい臭くなります。臭くなります!!
くさい器材なんて使いたくないのでちゃんと乾燥してくださいね。
◆ダイビングスーツの洗い方!
●ウェットスーツ
ウェットスーツは裏地も全部水につかるので
ダイビング後、シャワーを浴びる際にそのまま表面を洗った後
裏返して裏地も洗いましょう。
●ドライスーツ
ドライスーツもウェットスーツ同様、表面は着たままシャワーで洗い流します。
特に重視して洗うところは3つ!
・ファスナー
・吸気バルブ
・排気バルブ
この3つです!
ファスナーがしっかりと洗えていないと、錆の原因になります。
錆びなくても塩をかんでしまってめちゃくちゃ開け閉めしづらくなり、
インナーや、ファスナー付近のスーツ生地を噛んでしまい、破れてしまう恐れがあります。
ファスナーはバディなどに頼んで洗ってもらいましょう!
そして洗った後はファスナーの溝に刷り込むようにロウを塗り
開け閉めをスムーズに行えるようにしておきましょう😊
こんな感じでぬりぬりぬり。
排気バルブと吸気バルブは
オート・ロックの弁や排気・吸気ボタンをカチカチ押したり動かしたりして
海水をしっかりと洗い流しましょう。
※ドライのシーズンが終ったらドライクリーニングに出しましょう!
表面は洗えても、裏地はウェットスーツのように洗うのは難しいドライスーツ。
ですが、ドライスーツの中は見えないだけで汗や侵入した海水で意外と汚れています。。
ブーツの部分なんか特に空気がこもるのでとっても不衛生。
そのまま放置してしまうと異臭や、劣化の原因になります。
一度でも着たらドライクリーニングに出すことをおススメします!
自宅ではできない排気バルブの分解洗浄や、裏地のシャンプーリンスもしてくれるので
返ってきたドライスーツはふわふわで、保温力もUPしますよ!
詳しくはオーブスタッフにお問い合わせくださいませ🙆♂️❣️
ダイビング器材を長持ちさせるにはとにかくお手入れが大事。
正しいお手入れ、メンテナンス方法を知ってずっと長く使い続けましょう!
もっと詳しく知りたい、どうすればいいの?など分からないことがあれば何でもスタッフに聞いてくださいね!
次回のさくらのブログは、ダイビングに重要な重器材のお手入れについてです!
ではまた!👋