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ダイビングは疲れるのか?~疲労の原因と予防・対処~

こんにちは☆

最近筋トレを始めようかなっと思っているゆきおです!

 

なんでそう思ったかというと、年々疲労感が取れないなっと。。

若い時に比べると疲れの取れ具合が全然違う!!!!

というわけで、明日から筋トレ頑張ろうと思います☆←結局明日からという甘えが出ている(笑)

 

その【疲労感】ですが、今ダイビングをしている方は、ダイビングをしたあとに疲労感や疲れを感じた事がある方もいるんではないでしょうか。

まだダイビングをされた事がない方には「ダイビングって疲れませんか?」「体力って必要ですか?」っと良く質問頂きます。

 

結論としては、慣れたら体力はいらない遊びで、健康であれば年齢や性別に関係なく出来ますが、慣れるまでは疲れたり、体力がいるなっと感じると思います。

あとは年齢の違いやその日の自分の体調、海の状態によっても変わってきます。

 

疲労の原因

①普段外に出ない方だと夏は暑く、冬は寒く、それだけでも体力を奪われてしまいます。

 水中での時間だけでなく、陸上でのセッティング中に時間ががかると、

 どんどん体力が奪われます。

 

②初めての事で緊張や不安感があり、普段以上に体に力が入っている。

 どんな遊びでも初めて経験する事は知らず知らず体は緊張しています。

 ダイビング自体にも緊張している方もいますが、はじめましての方同士で潜ったりもするので、

 人見知りの方は環境に緊張される方もいます。

 私も昔は極度の人見知りでした。(今はどの口が言ってんの?て言われますが)

 なので初めての場所や環境で何かする時は、その後めちゃくちゃ疲れてました。

 体力的にもそうですが、精神的に疲れてしまうというのもあります。

 

③初めは体の使い方が分からないので、無駄な動きが多くなり、

 (水中なので、水の抵抗がある中激しく動いてしまう為)疲れてしまう。

 経験本数がそこそこある方でも、泳ぎ方が間違っていたり、

 フィンワークが正しくないと疲れます。

 

④水中で体温が奪われてしまう。体の冷えが原因になる。

 (体が体温を維持しようとして、体内がそこに力を使ってしまうので)

 冬だけでなく、夏場でも言えます。

 夏場も水中は水温が下がっていると寒くなります。

 

⑤ダイビングはシリンダー(空気の入ったタンク)から空気を吸うので、窒素を吸っております。

 空気(酸素と窒素から出来ている)

 体内に窒素が溜まり疲れるという事があります。

 

⑥呼吸が早くなったり、正しい呼吸ができていないと苦しくなる。

 スキップ呼吸(息を止めたり、少し吸ったり、とびとびで呼吸)

 ↑これをしてしまうと、空気消費量も早くなり、過呼吸を起こしてしまったり、

 上がった時に酷い頭痛になる事もあります。

 

疲労が出た時の対処

ダイビング中に疲れが出てしまったら、無理せず、すぐにインストラクターに伝えましょう。

私達インストラクターも常にお客様をみて、判断はさせて頂いてますが、自らすぐに伝えるのは大事です。

寒さや、暑さを我慢される方がいるのですが、我慢はしない事!

周りに迷惑をかけてしまうかもと気にされる気持ちも分かるのですが、何かあってからでは遅いので、無理せず伝えましょう。

疲れが取れるまで、しっかり休みましょう。

 

疲れない為の予防・疲労の対策

せっかく行ったのにダイビング出来ないのは悲しいので、疲れない為の予防をお伝えします。

・体調管理をしっかりする

 そもそも、前日から体調が悪かった、寝不足、深酒は疲労や他の病気のリスクを高めます。

 前日はしっかり寝て、体調万全の状態にしておくのがベストです。

・事前にお店や家で海に入る前の準備、セッティングの練習をする

お客様がダイビングに行くペースで言うと、毎日行くわけではないです。

月に一回や2ヶ月に一回くらいのペースなので、準備やセッティングは初めの頃は忘れていたりします。

オーブではダイビング前にお店に来て頂けたらセッティング練習や器材の装着の仕方を練習出来ますので、お気軽に練習しに来てくださいね☆

結構これ重要です!!

・不安な事や気になる事はインストラクターに事前に伝える

どんなささいな事でも良いんです。無理をしない事。伝える事。大事です。

・どんなスーツを着るか、気温や水温をしっておく

まずは気温、水温を事前に調べておく、暑い時や寒い時の陸上での対策、準備を万全にする。

暑い時は、日焼け止め、ラッシュガード、帽子、水分、サングラス、など体に負担がかからないよう事前に準備しておきましょう!!

日焼け止めやラッシュガードなしでもいけると思ってる方も多いでしょうが、今年の夏の日差しは火傷するレベルでした。。

 

 

冬は防寒対策をしましょう。

寒がりな方は温かい素材の服を着て、スーツのインナーもドライスーツ専用のインナーが暖かくて良いです!

夏も冬もですが、水中では寒い時はフードを被りましょう!

体温は頭から奪われます。

 

ダイビングスーツは自分の体にあったサイズのものを着ましょう!

自分のスーツを持たれている方はスーツの厚みと水温で、その時にベストなスーツを選びましょう。

スーツの衣替えについてはこちらからみてね☆↓

ダイビングスーツの衣替えのタイミングはいつがベスト?

 

・正しい呼吸とフィンワーク

ダイビングの呼吸はゆっくり吸って、ゆっくり吐く。吐くことを意識しましょう。

何よりもまず呼吸を整えてから海に入って行きましょう。

入る前に落ち着いていないのであれば、落ち着いてから入るようにしましょう。

 

陸上を歩いている時と全力で走った時は呼吸数が違いますよね。

それと同じように、水中でもフィン(足ひれ)キックの数が多いとつかれます。

小刻みに回数多く蹴っている方が多いのですが、進まないし疲れます。

進まないのでまた蹴っての繰り返しで呼吸が乱れてしまいます。

上↑で述べた正しくない呼吸になってしまいます。。

 

フィンキックはフィンの特性をいかして、正しい蹴り方をすれば進みます。

面で水をとらえて、水を蹴る。

めちゃくちゃ簡単に言うと、大きくひらいて、ゆっくり動かしましょう!

ダイビングはゆっくり動く遊びです。

フィンワークはもちろん大事ですが、+中世浮力をとるためのBCDの操作が重要です☆

ぷかぷか浮いている状態の時は↑のように足は動かさな状態が👍です☆

・ナイトロックスSDCを取得してみよう

エアーシリンダー(空気の入ったタンク)が通常のシリンダーですが、どうしても体が疲れる方にはナイトロックスSDCの取得も視野にいれてみても良いでしょう☆

酸素分圧が高いシリンダーを使うことで、通常のエアーシリンダーでのダイビングより体が疲れないとの声も聞きます。

ナイトロックスは他にもメリットがありますので、詳しくはこちらから↓どうぞ

ダイビングの『NITROX』ナイトロックスってなに?

 

まとめ

ダイビングは、初めは慣れないので疲れる事もありますが、事前準備をしっかりし、練習すれば、体力がいらない遊びです。

海の中では重さも感じず、無重力でゆっくりした動きなので、激しい動きをすることはありません。

競いあったりする遊びでもないので、自分のペースで疲れないダイビングライフが送れるようにしていきましょう☆

不安な事や、フィンワークや呼吸の仕方、気になる事は私達インストラクターにいつでも聞いて下さいね(^^)/

 

 

ゆきお

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